一級建築士学科試験の勉強を始めようとすると、最初から大きな目標を立てたくなります。
今日は100問やろう。 この単元を一気に終わらせよう。 今日から毎日しっかり勉強しよう。
目標を持つこと自体は悪くありません。
ただ、最初の目標が大きすぎると、勉強を始める前から負担が大きくなります。
最初から42.195kmは走れない
これからランニングを始める人が、最初の日からフルマラソンを走ろうとしたら大変です。
勉強も同じです。
最初から、
- 100問
- 1単元を完璧に理解
- 何時間もの学習
を求めると、始めるハードルそのものが高くなります。
必要なのは、いきなり大きな成果を出すことではありません。
まず動き出せる大きさにすることです。
考えることが多いほど、始めにくくなる
勉強前には、
- どの教材がいいか
- どの科目から始めるか
- 何時間必要か
- 試験まで間に合うか
- 効率のいい方法はないか
など、いろいろなことを考えます。
計画は必要です。
ただ、計画を考え続けることと、実際に勉強することは別です。
考えているうちに1問も解けなくなるくらいなら、まず小さく始めます。
「1問だけ」でも勉強を始めたことになる
勉強は、まとまった時間がなければ意味がないわけではありません。
例えば、
- 過去問を1問だけ解く
- 解説を1つだけ読む
- 昨日間違えた問題を1つ確認する
- テキストを1ページだけ開く
- 法令集を1条だけ引く
でも構いません。
0問と1問の差は小さく見えますが、勉強を始めるという意味では大きな差があります。
「ちょっとできそう」まで小さくする
100問は重い。
でも1問ならできるかもしれない。
1時間はしんどい。
でも5分ならできるかもしれない。
1単元を終えるのは重い。
でも1つの論点だけなら見られるかもしれない。
このように、今の自分が抵抗なく始められる大きさまで目標を下げます。
始めると、そのまま続くこともある
1問だけのつもりが、もう1問解ける。
5分だけのつもりが、10分続く。
そういう日はあります。
もちろん、本当に1問で終わっても構いません。
最初の一歩を小さくする目的は、毎回長時間勉強することではなく、勉強との接点を切らないことです。
最終目標と、今日の入口は別にする
一級建築士学科試験に合格するには、多くの学習量が必要です。
だからといって、今日の最初の行動まで大きくする必要はありません。
最終目標は大きくても、
今日の入口は、
まず1問。
でいい。
勉強が重く感じる日は、「もっと頑張る」より先に、今すぐ始められる大きさまで小さくできないかを考えてみてください。