建築計画の過去問では、著者と著書の組み合わせが問われることがあります。

名前も著書名もカタカナが多く、文字だけの一覧では混同しやすい分野です。

そこで、まずは

顔イメージ → 著者名 → 著書名 → ざっくりした内容

の順で結びつけます。

※以下の顔イラストは、肖像を正確に再現するものではなく、記憶のフックとして作成したイメージです。

まずは「この人はこの本」をつくる

最初から著書の内容を細かく覚えなくても構いません。

過去問を解いたとき、

この名前、あの本の人だ。

と反応できる状態を先につくります。

その後で、都市計画・建築論・住宅論などの内容を重ねていく方が整理しやすくなります。

1枚目

ウィトルウィウス、ハワード、ジッテ、マンフォード
ウィトルウィウス、ハワード、ジッテ、マンフォード
  • ウィトルウィウス|『建築書/建築十書』
  • エベネザー・ハワード|『明日の田園都市』
  • カミロ・ジッテ|『広場の造形』
  • ルイス・マンフォード|『都市の文化』

まず、古典的な建築論と都市計画の入口としてまとめて覚えます。

2枚目

リンチ、カレン、ヴェンチューリ、アレグザンダー
リンチ、カレン、ヴェンチューリ、アレグザンダー
  • ケヴィン・リンチ|『都市のイメージ』
  • ゴードン・カレン|『都市の景観』
  • ロバート・ヴェンチューリ|『ラスベガス』
  • クリストファー・アレグザンダー|『パタン・ランゲージ』

都市をどう認識するか、どう体験するか、都市・建築をどう読み解くかというテーマで出てきやすい人物です。

3枚目

コールハース、ジェイコブズ、アレグザンダー、藤井厚二
コールハース、ジェイコブズ、アレグザンダー、藤井厚二
  • レム・コールハース|『錯乱のニューヨーク』
  • ジェイン・ジェイコブズ|『アメリカ大都市の死と生』
  • クリストファー・アレグザンダー|『形の合成に関するノート』
  • 藤井厚二|『日本の住宅』

アレグザンダーは複数の著書が出てくるため、著書名だけでなく内容の方向性も一緒に確認しておきます。

4枚目

槇文彦、ノルベルグ=シュルツ、ゲデス、ロース
槇文彦、ノルベルグ=シュルツ、ゲデス、ロース
  • 槇文彦ら|『見えがくれする都市』
  • クリスチャン・ノルベルグ=シュルツ|『実存・空間・建築』
  • パトリック・ゲデス|『進化する都市』
  • アドルフ・ロース|『装飾と犯罪』

著書名から連想できるキーワードを一つ持っておくと、選択肢で見つけやすくなります。

5枚目

ギーディオン、ロッシ、芦原義信
ギーディオン、ロッシ、芦原義信
  • ジークフリート・ギーディオン|『空間・時間・建築』
  • アルド・ロッシ|『都市の建築』
  • 芦原義信|『街並みの美学』

このあたりも「都市」「空間」「街並み」と似た言葉が並びます。

だからこそ、著者名とタイトルをセットで繰り返し見ます。

覚え方は一方向にしない

「著者→著書」だけでなく、

  • 著書名を見て著者を言う
  • 顔イメージを見て著書を言う
  • 過去問の選択肢から誤った組み合わせを探す

という形で方向を変えて確認してください。

本試験では一覧表を思い出すのではなく、選択肢の組み合わせを判断する必要があります。

最後は過去問で確認する

この一覧は入口です。

一度眺めたら、実際の過去問で、

どの著者が、どの著書と組み合わされて出題されているか。

を確認してください。

まず「顔・名前・本」をつなげる。

そのあと、問題を解きながら内容を足す。

この順番で、文字だけの暗記を少し軽くしていきましょう。