一級建築士学科試験を受験しようとすると、多くの人が、
資格学校に行くか。 独学で進めるか。
で迷います。
どちらにもメリットがあります。
ただ、その前に考えておきたいことがあります。
それは、勉強を迷わず進められる状態をつくることです。

資格学校に行っても、自分で勉強する時間は必要
資格学校には、
- カリキュラム
- 教材
- 講義
- 講師のサポート
- 学習スケジュール
- 同じ試験を目指す環境
があります。
これは大きなメリットです。
ただし、講義を受けるだけで過去問が解けるようになるわけではありません。
最終的には、
- 自分で問題を解く
- 自分で復習する
- 自分で弱点を確認する
- 自分で過去問を回す
時間が必要です。
これは資格学校でも独学でも同じです。
独学は自由度が高いからこそ迷いやすい
独学なら、
- 教材
- 科目の順番
- 1日の問題数
- 復習タイミング
- 2巡目へ進む時期
を自分で決められます。
自由なのはメリットですが、同時に何をすればいいか分からなくなりやすいという難しさもあります。
仕事が忙しい日、予定より遅れた日、勉強が空いてしまった日ほど、この迷いが大きくなります。
迷わず進めるために必要な4つ
1.今日何をやるか
机に向かってから考えるのではなく、次にやることが見えている状態をつくります。
例えば、
- 計画を30問
- 法規の前回間違えた問題
- 構造計算を3問
くらいで十分です。
2.どこまで進んだか
勉強していても、現在地が分からないと進んでいる感覚を持ちにくくなります。
- 全体の何%か
- 何問解いたか
- どの科目が遅れているか
を見えるようにしておきます。
3.いつ復習するか
間違えた問題を全部その場で完璧にしようとすると、前へ進みにくくなります。
重要なのは、戻るタイミングを決めておくことです。
間違えた問題や要注意問題に、後から戻れる導線を作ります。
4.過去問をどう回すか
1巡目で全体を知る。
2巡目で理解度を確認する。
3巡目で残った弱点を潰す。
直前期に再確認する。
この大きな流れが見えていると、目の前の1問に迷いすぎにくくなります。
資格学校と独学の違いは「支えてくれる部分」
資格学校では、カリキュラムや予定、教材選びなどの一部を外側から支えてもらえます。
独学では、その部分も自分で設計する必要があります。
だから、
資格学校なら楽 独学なら厳しい
と単純には分けられません。
自分が、
- 何を自分で管理できるか
- どこを誰かに支えてほしいか
- 費用と時間をどこへ使いたいか
で考える方が現実的です。
どちらを選んでも「自分の演習時間」が中心になる
資格学校を選んでも、独学を選んでも、本番で問題を解くのは自分です。
大切なのは、どちらの方法を選ぶかだけではありません。
毎日の学習で迷う時間を減らし、演習と復習へ時間を使える状態をつくること。
まずそこを整えた上で、自分に必要な学習環境を選びましょう。