「一級建築士の学科試験に落ちた。やっぱり独学では無理なのかな?」
不合格になったあと、こんなふうに考えてしまう人もいるかもしれません。
ただ、不合格だったことと、独学だったことをそのまま結びつける必要はありません。
独学にも資格学校にも、それぞれメリットがあります。
そして大切なのは、どちらを選ぶかだけではありません。
最終的には、自分で問題を解き、自分で復習し、過去問を回す時間が必要です。
一級建築士の勉強で重要なのは、その時間をどう作り、どう回していくかです。
独学のメリット
独学の大きな特徴は、自分で学習を組み立てられることです。
例えば、
- 費用を抑えやすい
- 自分のペースで進められる
- 苦手なところに時間を集中できる
- 通学時間が必要ない
といったメリットがあります。
すでに理解しているところは早く進み、苦手な科目や単元には時間を多く使う。
自分の生活時間に合わせて勉強できるのも独学の強みです。
一方で、「自分で組み立てられる」ということは、裏を返せば、自分で学習を管理する必要があるということでもあります。
何を勉強するのか。
どこまで進んだのか。
いつ復習するのか。
過去問をどう回すのか。
こうしたことを自分で管理できないと、勉強が止まりやすくなります。
資格学校のメリット
資格学校の大きな特徴は、学習の枠組みが用意されていることです。
例えば、
- 学習スケジュールがある
- 勉強する環境がある
- 分からないところを質問できる
- 試験情報を得やすい
といったメリットがあります。
「いつ、何を勉強すればいいのか分からない」という状態になりにくく、決められたスケジュールに沿って進めやすいのが強みです。
自分だけでは勉強を継続しにくい人にとって、勉強する環境が用意されていることも大きなメリットになります。
独学と資格学校、どちらが正解?
独学には、自分で設計できる強みがあります。
資格学校には、あらかじめ学習の枠組みがある強みがあります。
そのため、「一級建築士なら必ず資格学校に通うべき」「独学の方が優れている」と単純に決めることはできません。
自分で学習を管理できるのか。
決められたスケジュールがあった方が進めやすいのか。
質問できる環境が必要なのか。
自分の生活時間に合わせて自由に進めたいのか。
自分に合う方法を選ぶことが大切です。
でも、どちらを選んでも必要なことは同じ
ここが一番重要です。
資格学校に通っていても、独学でも、最終的には、
自分で問題を解く時間が必要です。
自分で復習する時間が必要です。
自分で過去問を回す時間が必要です。
講義を聞いただけで、過去問が解けるようになるわけではありません。
教材をそろえただけで、知識が定着するわけでもありません。
学んだ内容を自分で使い、間違えたところを確認し、もう一度解く。
この繰り返しが必要になります。
実際に問題を解いて復習を始めるなら、過去問クイックで過去問演習を始めることができます。
大切なのは「勉強を回す仕組み」
独学でも資格学校でも、勉強を継続するためには、少なくとも次の4つを管理できるようにしておきたいところです。
- 今日、何をやるか
- どこまで進んだか
- いつ復習するか
- 過去問をどう回すか
特に長期間の勉強では、「今日は何となくこの科目をやろう」という進め方だけでは、全体の進捗が見えにくくなります。
自分が今どこにいて、次に何をするのかが分かる仕組みを作っておくことが重要です。
過去問を回す期間と進み方を整理したい場合は、過去問3巡の学習計画ツールを利用できます。
学科試験に落ちたら、まず勉強方法を振り返る
もし一度学科試験に不合格だったとしても、
「独学だったからダメだった」
とすぐに結論を出すのではなく、勉強の進め方を振り返ってみましょう。
例えば、
- 過去問を十分に回せていたか
- 間違えた問題を復習できていたか
- 苦手分野を把握できていたか
- 学習の進捗を管理できていたか
といったところです。
資格学校へ通うことで改善できる部分もあれば、独学のまま学習管理の方法を変えることで改善できる部分もあります。
大切なのは、独学か資格学校かという「形」だけではなく、実際に勉強が回る状態を作れているかです。
まとめ
一級建築士の学科試験は、独学か資格学校かという二択だけで決まるものではありません。
独学には、自分のペースで自由に学習を組み立てられるメリットがあります。
資格学校には、スケジュールや学習環境などの枠組みが用意されているメリットがあります。
ただし、どちらを選んでも最後に必要なのは同じです。
自分で問題を解く。 自分で復習する。 自分で過去問を回す。
だからこそ、
今日なにをやるか。 どこまで進んだか。 いつ復習するか。 過去問をどう回すか。
この4つを管理できる仕組みを作ることが重要です。
独学か資格学校かで迷ったら、「どちらが正解か」だけではなく、自分が勉強を続けられる仕組みを作れるのはどちらかという視点でも考えてみてください。