一級建築士学科試験の過去問は、基本的に問題集やスマートフォンの画面を見ながら解きます。

ただ、生活の中には、

  • 通勤・移動
  • 家事
  • 散歩
  • 画面を見るのが難しい時間

があります。

耳は空いているのに、画面は見られない。

その時間にも過去問へ触れられるようにするため、過去問クイックと連動する音声復習教材を制作しています。

※このコラムは、元NOTE公開後の制作状況を踏まえて内容を一部整理しています。

問題文を読み上げるだけではない

音声は、単純に問題文と答えを流すだけではありません。

基本構成は、

  1. 問題文を読み上げる
  2. 自分で考える時間を取る
  3. 正誤を伝える
  4. 解説を読み上げる

という順番です。

聞きながら、

○か、×か。

を一度自分で考えてから、答えと理由を確認します。

完全な聞き流しだけでなく、思い出す学習として使うことを想定しています。

アプリと同じ単元単位で分ける

音声を1科目の巨大なファイルへまとめると、戻りたい場所を探しにくくなります。

そこで、過去問クイックの単元構成に合わせてファイルを分けます。

例えば「計画」なら、

  • 建築計画
  • 各種建築物
  • 都市計画

など、アプリ側と対応する形です。

音声で分からなかった内容があれば、アプリで同じ単元を開き、問題文や解説を画面で確認できます。

音声だけですべてを完結させない

想定している使い方は、

音声で繰り返し触れる → アプリで実際に解く → 迷った内容を画面で確認する

という組み合わせです。

音声教材は、机で行う過去問演習の代わりではありません。

画面を見られない時間に、過去問との接触回数を増やす役割を持たせます。

音声に向いている4科目

対象は、

  • 計画
  • 環境・設備
  • 構造の文章問題
  • 施工

です。

法規と構造計算は対象外としています。

法規は条文・表・数値を確認しながら学ぶ場面が多く、構造計算は式や図を見ながら解く方が理解しやすいためです。

音声に向いていないものまで無理に音声化しません。

制作は4科目まで進んでいます

先行して制作した「計画」に続き、

  • 環境・設備
  • 構造(文章問題)
  • 施工

についても音声生成を進めています。

最終的には、令和8年度試験の内容を過去問クイックへ反映したうえで、追加・修正が必要な音声を更新し、次年度試験向けの教材として整える予定です。

販売時期や構成などは、確定後にポータルサイトで案内します。

学び方の選択肢を増やす

机に向かえる時間だけが、勉強時間ではありません。

移動中は音声で復習する。

まとまった時間にはアプリで過去問を解く。

法規や構造計算は画面を見ながら学ぶ。

それぞれの方法には向いている役割があります。

音声で全部を学ぶのではなく、画面を見られない時間にも復習の入口を作る。

過去問クイックの音声教材は、そのための選択肢として制作しています。